文化庁　劇場・音楽堂における子供舞台鑑賞体験支援事業

時の彼方に　アビアント

(全幕)

大切な人へ、永遠の想いを込めた物語

「時の彼方に　アビアント」は、多様なジャンルの芸術に深い理解と造詣をお示しになられた故・高円宮憲仁親王殿下へのオマージュとして、2006年に初演されました。制作に携わった芸術家たちが共有した思いは、「バレエでありながら、同時に演劇でもあり、音楽でもあるような何か」を作り出すこと。作家・島田雅彦と作曲家・三枝成彰がオリジナルの物語と音楽を手掛け、オーケストラに胡弓とシンセサイザーの響きが加わる美しい旋律によって、物語の世界を鮮明に描き出します。振付は、数々のドラマティックな全幕バレエを創り上げた牧阿佐美、元ヒューストン･バレエのプリンシパルで振付家のドミニク・ウォルシュ、『ガーシュウインズ・ドリーム』『ヴァリアシオン・プール・カトル』など軽妙洒脱な振付を持ち味とする三谷恭三の3人による共作。そして、新国立劇場バレエの『ライモンダ』が高い評価を得ている舞台美術家、ルイザ・スピナテッリが今作でもスタイリッシュな衣装と装置をデザインし、幻想的な世界を創り上げています。

自然環境への憂い、平和の願い、愛する人たちへの尽きぬ思いが、詩的な美しさで紡がれる舞台。12年ぶりに全幕での再演を迎えます。

日時：2024年10月31日（木）17:00開演

会場：新国立劇場中劇場

原作：島田雅彦　プロフィール＞＞

作曲：三枝成彰　プロフィール＞＞

構成：三谷恭三　　　　　　　　　　　　　　　　　

演出振付：牧阿佐美、ドミニク・ウォルシュ、三谷恭三

美術：ルイザ・スピナテッリ

チケット料金（税込・全席指定）

全席指定：S席13,000円

＊４歳未満のお子様のご入場はご遠慮ください。お子様も一人一枚チケットをお求めください。

＊座席により舞台の一部が見にくい場合がございます。予めご了承ください。