【重要】 「くるみ割り人形(全幕)」指揮者変更のお知らせ

政府による新型コロナウイルス オミクロン株に対する水際措置の強化として、外国人の新規入国が停止されることとなりました。

この対策は予防的観点から当面1か月の間の措置となっており、指揮者デヴィッド・ガルフォース氏の来日の見通しが立たないことから、

「くるみ割り人形(全幕)」12月25日・26日両公演の指揮者を末廣誠氏に変更させていただきます。

末廣氏は多彩なジャンルに精通し広範なレパートリーを誇りますが、なかでもオペラやバレエの舞台作品において発揮される深い洞察力、演劇的表現を音楽と結び付ける手腕には定評があります。

 

尚、この変更に伴う、チケット料金の払い戻しはございません。

急な変更となりましたことを深くお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

デヴィッド・ガルフォース氏

末廣誠氏



<末廣 誠(Makoto Suehiro) プロフィール>

鹿児島大学教育学部音楽科卒業後、桐朋学園大学研究科修了。指揮を堤俊作、秋山和慶、ハインツ・レーグナーの各氏の師事。ワイマールでの国際セミナーでイエナ・フィルを指揮し、チューリンガー・アルゲマイネ紙で「驚くべき才能、真にプロフェッショナルな指揮者」と絶賛される。

1991年フィテルベルク国際指揮者コンクールで優勝&オーケストラ特別賞を受賞。これを機にポーランド各地のオーケストラに客演し、ポーランド放送クラクフ響で客演指揮者を務めた。シレジア歌劇場での《トスカ》でヨーロッパにおけるオペラ・デビューを果たし、以降《ラ・ボエーム》や《蝶々夫人》で定期的に客演した。このほか、ポーランド国立放送カトヴィツェ響、シレジア・フィル、ウッチ・アルトゥール・ルービンシュタイン・フィル、台北市響等を指揮。帰国後は群響と札響の指揮者を務め、東フィル、新日本フィル、東響、東京シティ・フィル、仙台フィル、山形響、名古屋フィル、大阪フィル、日本センチュリー響、関西フィル、京都市響、広島響、九州響等、全国各地のオーケストラに客演している。1999年、ジャズ界の巨匠チック・コリアと共演し、絶大な信頼を寄せられた。

多彩なジャンルに精通し広範なレパートリーを誇るが、なかでもオペラやバレエの舞台作品において発揮される深い洞察力、演劇的表現を音楽と結び付ける手腕には定評があり、常に高水準の演奏を引き出す技術は高く評価されている。